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必殺仕事人ドラマスペシャル 仕事人大集合 [映画]

BS朝日 2月13日(月)よる9:00~11:24

本放送は1982年10月1日の金曜日21:05 - 23:18。
数年前にテレ玉で放映されていたのを見た(2014年1月3日)のだが、今回放映時間が長く、ひょっとして前に見たのがカットありだったかなと思い録画し視聴。だけど調べてみると、ちょっと長い程度だし、本放送とテレ玉で同じくらいの放映時間だからカットなしなんだろうな。ちなみにオープニングはレギュラー陣の口上、そこで藤田まことが作品のことを「2時間半のうんぬん」と言っているが、まあCM除けば正味2時間未満だろう。
ウィキ--
『新・必殺仕事人』の最終回で離ればなれとなったレギュラー達が本作にて再集結し、この翌週から放映開始となる『必殺仕事人III』の第1話へと繋がるという橋渡し的な作品
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偶然ながらちょっとすごいのがテレ玉の必殺再放送、2/16より『必殺仕事人III』なのだ。
「仕舞人」の再放送は録画後すぐ視聴してるが「仕事人」のほうは今回の再放送では見るつもりはなかったが、せっかく今作を見たから、『新・必殺仕事人』の最終回と『必殺仕事人III』の初回を見直そうかな。
作品内容としては緊張感がなく緩慢な印象。『新・必殺仕事人』、『必殺仕事人III』のレギュラー陣以外の仕事人たちが出てるのが見どころではあるのだが、そこが作品にたるみを生んでいる原因のように思える。特に知らぬ顔の半兵衛、これだけの出演かよっつう感じ。結構な名作と言われている作品なのだが、私はあまり印象に残ってない。出てきてもそれほど感動しない。
他の出演者にも一言ずつ
鹿蔵(中村鴈治郎)は「必殺仕事人」の元締だからここでの復活は意味があり唐突感はない。また山田五十鈴えんじるおとわと夫婦であったが、その後の作品(今作でも)で山田五十鈴が演じているおりくも昔鹿蔵と夫婦であったというのも悪くない設定。
棺桶の錠(沖雅也)
これは半兵衛とは違い、主水と一緒に仕事をした仲間であり、嬉しい登場。主水と絡まないのが残念(台詞で八丁堀と久しぶりに会えるとか言ってるけど)
元締・虎(藤村富美男)
虎って作内で死んだんじゃなかったっけ。セリの場面は嬉しいが、安直な復活でここらへんも緩慢な印象の原因か
仕掛の天平(森田健作)
この人はシリーズ時の印象があまり残ってない。今作では虎の用心棒的な「死神」の役割

他にフランキー堺、常田富士男が仕事人として参加。前者は鹿蔵の養子という設定で序盤から最後まで登場。最後の仕事には女郎屋で遊びほうけて参加できず、そこで死ぬ場面は鉄を彷彿とさせる。

悪役は小松方正。
他に「必殺仕事人IV」でレギュラーになり人気となる梅津栄や必殺シリーズのいくつかで印象的な役を演じていた堀内正美の出演が目を惹く。後者はいつも女ったらしの美青年といった役柄だが、ここではそういう役ではない。
主題歌は鮎川いずみ「冬の花」。『必殺仕事人III』のものである。

監督が工藤栄一。偶然にもこれを見終えてすぐに見た「傷だらけの天使」第5回も同じ人だった