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トキワ荘の青春 [映画]

04/11(月) 21:00 -
NHKBSプレミアム|113分
シネマ「トキワ荘の青春 デジタルリマスター版」<レターボックスサイズ>[字]
1996 日本

テレビ放映の録画で映画を見るのはかなり久しぶりではなかろうか。
まったく見る意欲がなくなってしまっていて。今回もさしてそういう気分が盛り上がったわけでもないが、録画一覧画面を見たら、この最新録画にカーソル(テレビの場合はカーソルとは言わないか、そこが操作対象になっているという意)が当たっていて、気分的になにもする気が起きず、逆にただ流しておく分にはこれでもいいかな、と。見るなら今しかない、いま見なかったらまた録画蓄積のひとつになっていまうだろうという思いで、見ることにした。
久しぶりに見るにはあまり適当ではなさそうで、なんだかわかりにくい。群像劇と解説にあり、その通りたくさんの人物がどれもそれほど強調されずに描かれており、それらが誰が誰やらのままずっといってしまった。作品の概要として、あの有名な漫画家群が生活していたアパートが舞台で、その有名漫画家たちの駆け出しのころの話ということはわかっており、誰が誰やらみたくなるとは思っていなかったのだが、ダメだったねえ。中盤になってやっと、阿部サダヲが藤子不二雄Fをやってることに気付くという体たらく。
ちょうと真ん中あたりで猛烈に眠くなり、休憩。もう途中で断念しちゃおうかとも思ったが、休憩後続きから視聴し、最後まで見終えた。
ウィキには「盛り上がりを抑えた物静かなトーンの作品」、「本木雅弘が主人公である寺田を演じ、藤子や石ノ森、赤塚らの後輩を年長者としてサポートしていくなか、徐々に時流から取り残されていく寺田の姿が描写されている」とある。まったくその通りの作品である
多分多彩なエピソードが描かれていたんだろうと思うが、それはこの後ウィキででも読んでみよう。
藤子不二雄Aこと安孫子素雄氏が亡くなっての追悼放送で、事前にはスティーブ・マーチンの「花嫁のパパ」となっていて、こちらも見ようと思っていたのだが。
録画蓄積には相当に見たいという気持ちの強い作品もいくつかあり、その中のひとつがスティーブ・マーチンのサボテン・ブラザースなんだよなあ、未だに見てないのだけど。
藤子不二雄Aの訃報には、普段聞いてるラジオ、ナイツ、中川家、サンドウィッチマンの三者がそれなりに話していた。
たしかナイツのラジオショー木曜日の放送中に速報として読み上げられたんだったかな。ナイツはちゃきちゃきでも話していたかと。
中でも中川家の逸話がよかった。漫才ライブのポスターを描いてもらおうと頼みに行ったとかで、それは実現し検索すれば見れるのだが、で、その後も多少つきあいがあり、とのことだった。