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海底2万マイル [映画]

1954 アメリカ
02/23(木) 13:00 -
NHKBSプレミアム|128分

製作 ウォルト・ディズニー
監督 リチャード・フライシャー
出演 カーク・ダグラス、ジェームズ・メイソン、ポール・ルーカス

古いSF映画。映画黄金期らしい作り。特に音楽、ストーリーに合わせ全編オーケストラ演奏。
筋も難しいところはなく、変にひねくれていないストレートなもの。メッセージらしきものもストレートに出ている。反戦だとか文明批判だとか。いや、文明批判はないか。今の世はダメで自分の発明したものは人類に役に立つはずで、もっと良い世の中になれば受け入れられるという感覚なので、基本的には進歩を信じてるからな。
主演はカーク・ダグラスになっているが、上に上げた3人、学者のアロナクス博士(ポール・ルーカス)、ネモ艦長(ジェームズ・メイソン)、話の展開上の主役。銛打ちのネッド・ランド(カーク・ダグラス)は賑やかしみたいな感じ。この3人に、博士の助手、コンセイユで主要登場人物となる。人数が絞られてるから話が頭に入りやすい。
最初SF映画と聞いて、どんなモンスターが出てくるのかと思いきや(序盤の展開は船が遭難して怪物に襲われたと恐れる状況がある)、その正体は潜水艦。でも時代設定が19世紀半ばで、この時代に国家に知られていない潜水艦という設定はこれSFの世界ですな。

タイトルについて--
『海底二万哩』(かいていにまんマイル、原題:20000 Leagues Under the Sea)は、1954年のアメリカ映画。ジュール・ヴェルヌのSF小説『海底二万里』をウォルト・ディズニーが映画化した作品。

日本におけるDVD版は『海底2万マイル』、LD及びポニー/バンダイ発売の旧ビデオ版は『海底20000マイル』のタイトルで発売されている。
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調べてみるとこれは古典的SFの有名な作品のようで、ネモ艦長やここで出てくる潜水艦ノーチラス号は他の作品にも出てくるらしい。

カーク・ダグラスが歌う場面が何度かある。
また小さいネタだがネッドとコンセイユがじゃれ合う場面が何度かあり、ネッドがコンセイユの髪をかき上げるようになで、ネッドが行ってしまうと、コンセイユが自分の髪を直すという場面が2回あり、音楽もその動作に合わせネッドがかき上げるときは音階が上昇、コンセイユが直すときは音階が下降、つまり髪をかき上げると「ドレミファ」、ぶぜんとした表情で髪を直すと「ファミレド」となるのがクスッとしてしまう。


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