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麻雀放浪記 らくだ 三丁目の夕日 [映画]

先日録画したものを立て続けで見た。
「麻雀放浪記」は1984年和田誠監督。坊や哲:真田広之、ドサ健:鹿賀丈史、八代ゆき(オックスクラブのママ):加賀まりこ、まゆみ:大竹しのぶ。
原作の世界に惚れ込んでそれをなぞっただけという感じ。和田誠は好きな人だが、映画監督は荷が重いか。
「らくだ」は大滝秀治主演、別役実の作。
冒頭は大滝が、落語家風に出てきて、語りだす。大滝は大家で店子を無理やり呼び出し落語を聞かせるという「寝床」風趣向。その高座を住人などが、邪魔をするかのように横切りながら不条理演劇が開始。2幕目では「粗忽長屋」からの引用が大々的に。3幕目からが落語「らくだ」からの引用。大家だったはずの大滝が長屋を騙し取られて、屑屋になって・・・という展開。
そういえば「粗忽長屋」はそもそも不条理な世界を描いているともいえるし、「らくだ」も談志のものだとそういう面がいくらかはある。
「三丁目の夕日」は2005年の映画。いまウィキを見ながら記述しているが続編もあるようだ。
自動車修理工場「鈴木オート」と向かい側の小説家「茶川竜之介」家を軸に展開。
小説家役の吉岡秀隆がイマイチだった。それは「北の国から」の子役時代が有名すぎるからか、単にあんまりうまくないのか。彼の妻役の小雪もあんまり好かん。これも実生活の悪評が自分の見る側の意識に入ってるからかもしれんな。
「鈴木オート」側の配役は堀北、薬師丸、堤真一。みなよかった。
※追記(2014・9・8)。勘違いしていた。この記事で書かれている「三丁目の夕日」は「ALWAYS 三丁目の夕日'64」であり、シリーズ第3作である。2012年の作品
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